トマトと豆乳のカクテル

ヴィーガン ハラール

材料・分量(4~6人前)

●発酵トマトエキスのジュレ(作りやすい分量・4~6人前)

【A】
・ トマト500g
・ 塩10g(トマトの重量の2%)
・ レモン果汁適量
・ カソナード適量
・ アガー12g(液体100gに対して12g)

●セミドライトマトのピュレ(作りやすい分量・4~6人前)
【B】
・ セミドライトマト200g
・ カソナード適量
・ 塩適量
・ フレッシュタイム少々
・ 昆布だし適量(滑らかにミキサーで回る程度)

●玉ねぎと豆乳のムース(作りやすい分量・4~6人前)
【C】
・ 玉ねぎ1個
・ ピュアオリーブオイル20g
・ 豆乳300~400ml
・ 塩適量
・ 白こしょう適量
・ アガー液体100gに対して8~10g

調理手順

① 【A】細かく切ったトマトと塩を合わせて真空し、25°C~37°Cで
  温度を保ち4~6日間、好みの発酵度合いになるまで発酵させる。
  ペーパーでこして、発酵トマトのエキスを抽出する。[写真a,b]

② 【A】①にレモン果汁、塩少々(分量外)、カソナードで味を調えて
  から、アガーを合わせ溶かし、ひと煮立ちさせてから冷やし固め
  る。

[a]手順1の真空で発酵させた状態

③ 【B】セミドライトマトにフレッシュタイムと昆布だしを加えて
   ミキサーで回し、塩とカソナードで味を整える。

④ 【C】玉ねぎを薄切りにし、色付け過ぎないようにピュアオリー
  ブオイルでじっくりと炒めて甘みを引き出す。豆乳を加えて少し
  煮詰め、塩・白こしょうで味を調えて、ミキサーで回す。裏ごし
  して、玉ねぎと豆乳のベースミルクを作る。[写真c]

[b]手順1のエキスを抽出している状態

⑤ ④にアガーを加え、火にかけて溶かし、器に流して固める。

⑥ ⑤の玉ねぎと豆乳のムース、③のセミドライトマトのピュレ、バ
  ジルオイル(またはEVオリーブオイル、分量外)、②の崩した発酵
  トマトジュレの順に層にして、最後にバジルの葉(分量外)などを
  飾る。

[c]手順4の玉ねぎの炒め具合

ワンポイント

・夏と冬では室温差が大きいため、発酵させる際は味見をしながら好みの発酵度合いに仕上げてください。

・玉ねぎと豆乳のムースを作る際は、味わいが玉ねぎの炒め方に大きく左右されるため、
 玉ねぎの甘みを引き出すようにじっくりと炒めてください。

アレンジ

・発酵という手法は、ブルーベリーやキウイなどの甘みのある果実や野菜に展開できます。