食物アレルギー
食物を摂取等した際、食物に含まれる原因物質(アレルゲン:主としてたんぱく質)を異物として認識し、自分の身体を防御するために過敏な反応を起こすことがあります。これを食物アレルギーといいます。
食物アレルギーの症状はとても多様です。
- 鼻の症状(くしゃみ、鼻水、鼻づまり)
- 目の症状(目のかゆみ、目の充血、目の腫れ)
- 口の症状(口の中の違和感、唇の腫れ)
- 呼吸器の症状(声がかすれる、ゼーゼー、ヒューヒュー、咳、息がしにくい)
- 皮膚の症状(かゆみ、じんましん、赤くなる)
- 消化器の症状(腹痛、吐き気、下痢)
- ショック症状(意識がない、ぐったり、唇や爪が青白い)
アレルギー症状が皮膚、消化器、呼吸器など2 臓器以上に出現した状態をアナフィラキシーと呼びます。アナフィラキシー症状が進行し、血圧が下がり始めた状態がアナフィラキシーショックです。
アレルギー表示について
食物アレルギーをもつ消費者の健康危害の発生を防止する観点から、過去の健康危害等の程度、頻度を考慮し、特定原材料を定め、容器包装された加工食品について、当該特定原材料を含む旨の表示を義務付けています。
特定原材料(7品目)
えび、かに、小麦、そば、卵、乳、落花生
特定原材料に準ずるもの(21品目)
アーモンド、あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、くるみ、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン
(令和元年9月現在)
※当サイトで表示しているピクトグラムは、あわびは貝類に、いくら、さけ及びさばは魚にまとめてあります。