そばやうどんにも、丼ものにも!
天ぷらは、揚げたてのサクサク感を楽しむだけではなく、何通りにも味わうことができるのが魅力です。日本そばやうどんに入れたり、白いご飯の上に天ぷらを乗せ甘いタレをかけて天丼として楽しんだり、さまざまな食べ方があります。それぞれに風味が違いますので、是非いろいろな天ぷらの味を楽しんでみたいものです。 高級専門店から立ち食いそばの庶民の味まで、さまざまな形態で食べることができる料理ですので、あらかじめ予算やどんな雰囲気や味を楽しみたいのか考えておくとよいでしょう。
寿司と並んで、海外でも有名な日本食と言えば天ぷら。訪日外国人へのアンケートでも、好きな日本食の上位にランクインする、人気でポピュラーな食べ物です。
天ぷらは、魚介類や野菜などを小麦粉と水、卵を混ぜて作った衣をつけて、植物油で揚げた料理。高級な天ぷら専門店では揚げたてのサクサクとした衣を塩だけでシンプルに楽しむことが多いようです。一般的には、だし汁とみりんやしょうゆなどを合わせた少し甘めの天つゆに、大根おろしやおろし生姜を混ぜたつゆにつけて食べます。天ぷら=高級料理店で食べるものというイメージがあるかもしれませんが、日本では家庭料理として日常的に作られ、スーパーマーケットのお総菜コーナーでも買うことができる庶民の味でもあります。
天ぷらは、揚げたてのサクサク感を楽しむだけではなく、何通りにも味わうことができるのが魅力です。日本そばやうどんに入れたり、白いご飯の上に天ぷらを乗せ甘いタレをかけて天丼として楽しんだり、さまざまな食べ方があります。それぞれに風味が違いますので、是非いろいろな天ぷらの味を楽しんでみたいものです。 高級専門店から立ち食いそばの庶民の味まで、さまざまな形態で食べることができる料理ですので、あらかじめ予算やどんな雰囲気や味を楽しみたいのか考えておくとよいでしょう。
丼飯の上に天ぷらを載せた丼物。重箱に盛りつけたものは天重(てんじゅう)とも呼ぶ。
ざるそばと天ぷらを組み合わせた定番のメニュー。
温かいかけそばに天ぷらをのせた「天ぷらそば」は江戸時代生まれた。
天むすび(天むす)とは、塩味を効かせた海老の天ぷらを具にしたおにぎりである。
天ぷらの語源は、ポルトガル語であるとも、スペイン語であるとも言われています。奈良~平安時代の日本にも、衣をつけて揚げた料理はあったようですが、これは米の粉を使用した揚げ物でした。16~17世紀頃に、西洋のフリッターのようなものが伝来し、それが日本で現在の天ぷらの形に独自の発展を遂げたのではないかと考えられています。
江戸時代には、屋台で串揚げされた天ぷらを、庶民がおやつのような感覚で立ち食いしていたそうです。天ぷら料理の専門店が生まれるのは明治以降になってからのことでした。